SAAP 御礼。 2011年02月04日(金)

  57,476 byteSAAP(崇城アーティストアーカイブプロジェクト)終了しました。

ご来場頂きました方々、
ありがとうございます。



私が彫刻に携わって11年が経ちました。
今回の展示は、その一区切りとして発表したつもりです。

作品の発表だけではなく、展示空間に新しい世界を生み出したいとの思いがあり、広めの空間を利用させて頂きました。
場の空気感のようなものを楽しんで頂けたのであれば幸いです。


ご覧になり興味を持って頂いた方々に、制作に対する補足説明を記載してみます。(2011.2現在)

◆動機は、
 人が思い、考えて生み出したモノが好き。
 生み出す気持ちがあふれる社会(世界)が好き。
 自分が感じた世界観(ヒト・モノ・セカイの関わり方)を再構成し、新しい世界(空間)を立体形象として生み出したい。

◆制作の理念と工程は、
 プロダクト(製作)ではなくクリエイト(制作)。
 非効率な時間の積み重ね。
(自分の知っている事ではなく、知らない事を探究し、見出しながら造形する。そして注ぎ込んだ時間を形象に留める。)

◆達成度の基準は、
 自分の範疇を超えたモノに辿り着く。
(創るだけではなく生み出されるモノ。自分の制作したモノじゃないような感じ。)


今の時代、彫刻というカテゴリーが必要とされているのかわかりませんが、自分なりに作家活動に取り組んで行きたいと思います。宜しくお願い致します。