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SAAP(崇城アーティストアーカイブプロジェクト)終了しました。
ご来場頂きました方々、 ありがとうございます。
私が彫刻に携わって11年が経ちました。 今回の展示は、その一区切りとして発表したつもりです。
作品の発表だけではなく、展示空間に新しい世界を生み出したいとの思いがあり、広めの空間を利用させて頂きました。 場の空気感のようなものを楽しんで頂けたのであれば幸いです。
ご覧になり興味を持って頂いた方々に、制作に対する補足説明を記載してみます。(2011.2現在)
◆動機は、 人が思い、考えて生み出したモノが好き。 生み出す気持ちがあふれる社会(世界)が好き。 自分が感じた世界観(ヒト・モノ・セカイの関わり方)を再構成し、新しい世界(空間)を立体形象として生み出したい。
◆制作の理念と工程は、 プロダクト(製作)ではなくクリエイト(制作)。 非効率な時間の積み重ね。 (自分の知っている事ではなく、知らない事を探究し、見出しながら造形する。そして注ぎ込んだ時間を形象に留める。)
◆達成度の基準は、 自分の範疇を超えたモノに辿り着く。 (創るだけではなく生み出されるモノ。自分の制作したモノじゃないような感じ。)
今の時代、彫刻というカテゴリーが必要とされているのかわかりませんが、自分なりに作家活動に取り組んで行きたいと思います。宜しくお願い致します。
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